10月6日(水)、神奈川県川崎市高津区の市営緑ヶ丘霊園で現地研修会を開催しました。
コロナ禍において今回も人数を絞る形で少人数での研修会となりましたが、昼食をはさんで午前・午後と25名が参加して盛会裏に無事終了しました。
広大な敷地の霊園内には数百本に及ぶサクラ(主にソメイヨシノ)が植えられていて様々な状況を観察することができました。
3年前に胴回りほどあるような大枝が強剪定されたサクラがありますが、午前中の研修では、その後の萌芽や樹勢の状況を観察し、サクラの剪定と管理の在り方を意見交換の形で検討しあいました。
従来どおりではないサクラの管理の新たに考え方の道筋も見え、藪会としてサクラの管理をどうしていくのか今後の課題についても意見が出されました。"
午後の研修では場所を変え、より深刻な状況にあるサクラ(オオシマザクラ)を対象に、なぜ木が弱ってしまったのか推測し、それに対する対策案を検討しあいました。
藪会としては、今後それらの対策を継続的に作業できるように進める方針です。
参加者のみなさんからは積極的な意見が次々と出され、実際に現場作業を行う会員が多い藪会ならではの現場力から発せられる発言・発見が多くありました。大変実りある研修会でした。
剪定に関しての討論
衰弱樹木の対策についての討論
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