藪会は、樹木の命を大切に思う人々の集団で、樹木(植物)自身が持つ自然回復力による樹木の樹勢回復を主眼に取り組んでいます。
この樹木の持つ自然回復力を引き出すために人間はどのように手助けができるだろうか、どのような治療方法があるだろうか、自然回復力の活用を研究テーマにしています。
代表の私は、深大寺で樹木の生産・卸業の「曼珠苑」を営んでおります。40年前に皮が剥けたクロガネモチを手当てして治したのがきっかけとなり、以来大勢の先生方に御指導頂き、土壌の世界(物理性、化学性、微生物性)を百姓的に考え実践しております。コンクリートやウレタン注入された一時凌ぎの治療では樹木が可愛そうで、20年程前から、納入先造園業者、生産者等に「藪会方式」樹勢回復を実技指導してまいりました。