施工事例

津田塾大学


樹種名

樹高

幹周り

治療実施日

治療前の状況

治療方法

再治療時の状況

現在の状況

ソメイヨシノ

10.0m

1.5m

2002年(土壌改良のみ)

2004年

2006年

2007年

2010年

2012年

2015年

樹齢70年以上と見られ樹盛が衰えてきている。樹皮、樹幹部に腐朽がみられ、枯損した枝も多くみられた。

腐朽部位を切除した後、治療資材キノネデールを充填し、カルスの肥大及び不定根の発生伸長を促すように施工した。

治療部位から多数の不定根の発生がみられた。またカルス巻き込みも5~6cm程度確認できた。外観上も新梢が増え、葉数も多くなってきている。

平成18年の治療時に発生した不定根が地上部まで達し、著しく肥大成長が進んでいる。順調に回復に向っていいる。次回治療時の検証が待たれる。

治療部位に於いて不定根並びにカルスの肥大成長が進み、治療部が閉塞してきている。